最近はオリジナリティ溢れる名前が沢山あります。当て字も昔に比べ、多くなったようです。
名前に対して、社会も人々も柔軟になってきているようです。
良く言えば「多様化」、悪く言えば「何でもアリ」とも言えるかもしれません。まさに時代を反映しているといえます。
また少子化の影響か、名付けをする人達の情熱や気合いも感じられます。
しかし、一方で注意も必要です。名前は名付けられたその日から一生使うもの。
子供の頃には「かわいい、かっこいい」と思った名前が、30代、40代と大人になった時にどうか?
子供のためではなく、親の自己満足になっていないか?
個性やオリジナリティを追求するあまり、無理な読みや難読すぎる名前になっていないか?
もし思い当たる事があれば、見直してみて下さい。苦労するのは名付けられた子供自身です。
幸せを願って付けたはずの名前が、かえって子供にとって重荷や苦労のもとになってしまったら、それこそ本末転倒になってしまいます。
子供に期待をかけたり自分の所有物と思うことなく、自分と同じ「ひとりの個人なんだ」と認識し、
その子が幸せな人生を歩めるよう名付けをすることが大切です。
そうして名付けられた子は、きっと両親に感謝をし、自分の力で人生を歩いていける子になるはずです。
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