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 個性

最近はオリジナリティ溢れる名前が沢山あります。当て字も昔に比べ、多くなったようです。 名前に対して、社会も人々も柔軟になってきているようです。 良く言えば「多様化」、悪く言えば「何でもアリ」とも言えるかもしれません。まさに時代を反映しているといえます。 また少子化の影響か、名付けをする人達の情熱や気合いも感じられます。

しかし、一方で注意も必要です。名前は名付けられたその日から一生使うもの。 子供の頃には「かわいい、かっこいい」と思った名前が、30代、40代と大人になった時にどうか? 子供のためではなく、親の自己満足になっていないか? 個性やオリジナリティを追求するあまり、無理な読みや難読すぎる名前になっていないか?
もし思い当たる事があれば、見直してみて下さい。苦労するのは名付けられた子供自身です。 幸せを願って付けたはずの名前が、かえって子供にとって重荷や苦労のもとになってしまったら、それこそ本末転倒になってしまいます。

子供に期待をかけたり自分の所有物と思うことなく、自分と同じ「ひとりの個人なんだ」と認識し、 その子が幸せな人生を歩めるよう名付けをすることが大切です。 そうして名付けられた子は、きっと両親に感謝をし、自分の力で人生を歩いていける子になるはずです。

 流行

ファッション、生活、文学、etc.・・何にでも流行があるように、名前にも流行があるようです。 例えば戦時中は「勝」「進」「勇」といった漢字が人気があり、 終戦直後には「和(平和)」「幸」といった漢字が人気があったようです。 また1980年初めには、高校野球で一躍時代の寵児となった荒木大輔氏にちなんで、 野球好きな親達が子供に「大輔」と名付ける一大ブームを巻き起こした事もありました(かの松坂大輔君もその一人)。

このように、名前にも時代を反映した流行があります。 最近では、皇室の愛子様にちなんで「愛」という字が人気復活している模様です。 ここで「人気の名前ランキング」というものがあります。 これは、明治生命保険相互会社が1989年から開始した、「生まれ年別の名前調査」の事です。 毎年、明治生命の生命保険加入者を対象に行なわれる調査の統計で、実際の出生届をもとにした全国データではありませんが、 ひとつの目安として、参考にしてみるのも良いかもしれません。

明治生命 名前ランキング2002


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